EJタイプ:外向+判断
Eタイプ(外向的タイプ)は、認知においてまず自身の外部に目を向けます。
Jタイプ(判断タイプ)は、認知においてまず行動を計画します。
EJタイプは、外向的タイプとしての外向きのフォーカスと、判断タイプとしての事前にコースを計画したいという願望を組み合わせ、意図的で決定的な行動を取るための強力な注意と才能を生み出します。
EJの認知ステップ
1 | 2 | 3 | 4 |
判断 | 知覚 | ||
行動() | 原則() | 観察() | 詳細() |
△Fe/Te | ▲Si/Ni | △Se/Ne | ▲Fi/Ti |
EJは外部を見て、目標を設定し、それを実現するために前進します。
EJ自身は認識していないかもしれませんが、彼女らが行い、考えることのほぼ全てが目標指向です。
目標を定め、それを一つずつ達成することは、スリルが得られ、また、「達成というもの」が簡単でシンプルであると感じさせます。
目標を常にすべて達成できるとは限りませんが、達成することにはとても明白さがあり、充実感を得られることです。
EJは、誰もが自身と同じ方法で目標を達成できるとは限らない理由を理解するのに苦慮します。
EJが採用する方法は、EJにとっての、物事を成し遂げる最も自然な方法であり、何かに取り組むための最も明確な方法です。
しかし、その明確さと容易さは、EJの持つ外向きの判断、外部を見て道筋を描く性質による結果であるため、他タイプはEJのように機能しません。
他タイプは、EJの方法で何かを行おうとすると、効率が悪くなります。
EJは外部にフォーカスした計画によってより良く機能するため、彼女らは本質的に、他者にフォーカスします。
これにより、EJは家族、クラブ、教会、政党、または自身と共通の関心と理想を持つ人々… つまり、共有された計画を持つ人々を結び付けるあらゆるグループの観点から考えます。
目的を共有する人々は忠実なチームです。
そして、EJはチームの人々を助け、安全に保ち、その人々のニーズをケアするために何でも行います。
ただし、チームにとって脅威であると思われる人は敵のように見える場合があります。
チームメンバーを不幸にしたり、効果を発揮させないようにしたり、何らかの形でチームと対立している人は、EJの心の中ではすぐに悪になります。
事実、チームのニーズや目標に反対する人もいれば、脅威のように見えるだけで善意の人もいます。
どちらの場合でも、その人と争いたいという衝動には注意すべきです。
人々を厳密に仲間と敵に分けないように注意しましょう。
これは、EJが敵であると考える人々から得ることができる利益を奪うだけでなく、チームの人々の欠点や危険に対してEJを盲目にします。
EJは、思慮的(deliberate)な計画にフォーカスします。そして、状況の絶妙な詳細から正しい結論を引き出すことに苦慮します。
敵だと思う人の中には最高の助けになる人もいれば、仲間だと思われる人の中にチームの問題の原因となる人もいます。
解決策は、「他者の欲求」は正当であることがあり、また「他者の欲求」が予期せず「自身の欲求」に大きな利益をもたらす可能性がある、ということを覚えておくことです。
チームのニーズにだけ気を配ることの無いように注意してください。そうすれば、自身が自身の最悪の敵になるという罠を回避できます。
EJは「①状況と詳細」が最後のステップです。
よって、特定の物事の詳細にズームインして、複雑さを理解し、それに基づいて結論を導くことに弱点を持ちます。
EJにとって、自身と異なる考え方があることを忘れるのは当然です。すべてのタイプはそれを忘れがちです。
他タイプから…特に、状況の絶妙なニュアンスから正しい結論を導き出すことに優れるIPから学びましょう。
IJのズームアウトされた視点や、「③行動」を最も優先しないEPの「人志向」の視点を参考にしましょう。
そうすることで、「計画的で意図的であるが賢明でない行動方針」に突入していまう危険を減らすことができます。
EJは早く目標を達成したいと望み、中途半端な状態で前に進みたくなるかもしれませんが、そうするとエラー、危険の可能性、他者の気持ちを見落という可能性があります。
効率性は強力ですが、「迅速で、性急で、間違っている行動」によって事態が悪化してしまうという問題を持ちます。
堅固さ、強い決断力、という自身の能力を誇りに思いましょう。
人生へのアプローチが異なる人々を侮辱したり、その人に対する忍耐を失ったりしないでください。
代わりに他者から学び、同時に、常に物事を成し遂げるための自身のユニークな力に喜びを感じてください。
「行動あるのみ」はEJの完璧な真言です。
EJは、道筋を計画し、目標に到達するために必要なことは何でも行います。
これはEJが世界と関わる方法、世界を理解する方法、最も喜びを感じる方法です。
EJは小さなことに集中しすぎたり、達成に専念し過ぎたりして、本当に重要なことすべてに対する視点を失い、他者から中傷されることがあります。
しかし、実際EJは物事を成し遂げることを楽しみます!
EJが、誰もが自身のようであるべきだと他者に示唆すると、敵意が生じ、人々の反撃を引き起こします。
他タイプについて、そして人生にアプローチする他の方法について学び続けましょう。そして、責任を持ち、効率的で、決定的であるための多くの方法があることを把握しましょう。
そうすることで、自身の方法において、自由で、幸せで、決定的になることができます。
4タイプの比較
①タイプの文字
②選好する情報
③領域
③領域(二重二分法)
IP | IJ | EP | EJ |
データ 詳細 |
原則 傾向 |
観察 動機 |
行動 結果 |
状況 対象 |
世界 傾向 |
個人 反応 |
グループ 経験 |
理論上(I) × 個人(P) |
理論上(I) × 集合体(J) |
実在(E) × 個人(P) |
実在(E) × 集合体(J) |
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