ISTJ

ISTJの心理機能

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判断 知覚
原則() 行動() 詳細() 観察()
Si Te Fi Ne

文字の表す性質

I
内界
外界
S
経験
概念
T
意義
有用性
J
選択肢の収集
行動の計画
選好する情報Ⅰ
普遍 × 物事そのもの
選好する情報Ⅱ
原則と傾向
領域Ⅰ
理論上(I) × 集合体(J)
領域Ⅱ
世界と傾向(IJ)
目標Ⅰ
保護(S) × 有用性(T)
目標Ⅱ
実用 - 既存の有用性の保護 –
専門性
理論上の集合体(IJ) × 既存の有用性(ST)
時間軸
過去(ST)
善悪の観点
方法的正誤(ST)
世界観
悲観的(IT) × 世界の保護者(SJ)

ISTJの認知ステップ

第1ステップ:「原則と傾向」×Si

自身の経験に基づいて、世界が機能してきた方法を熟考する

物事が常に機能する方法である「中核的原則」をまとめ、物事がどのように機能し続けるかについての「傾向」を予測する

第2ステップ:「行動と結果」×Te

第1ステップで得た「普遍的な傾向」が、 人々の選択の「因果関係」について何を示すかを把握するために、外部注視する

意思決定の本質的な利点を理解して、最も有益な「行動方針」を描く

第3ステップ:「データと詳細」×Fi

第2ステップで得た「因果関係」から、 状況の「詳細」について何が分かるかを熟考する

特定の状況の本質的な重要性を理解し、意義ある可能性を発見するために、「疑問」を呈する

第4ステップ:「観察と動機」×Ne

第3ステップで得た「状況に対する結論」が、 個人について何を示すかを把握するために、個人を「観察」する

人々の可能性・人々が概念的にどのように機能するかについての概念に基づいて、人々を「観察」する

人々の「動機(心のパターン)」を理解し、可能性を編纂する(まとめる)

ISTJの専門性

専門性:IJ領域 × ST目標

認知的フォーカス:世界(IJ)の既存の有用性(ST)

 
ISTJは、人生をより良く機能させる原則に従って生き、既に存る世界のすべての善(good)と有用性(useful)を尊重し保護することを重視します。

ISTJにとって最も重要なことは、世界そのものから最大の有用性を引き出すために、時代を超えた原則を守ることです。

彼女らは世界と世界の現状の価値にフォーカスしています。

 
これにより、ISTJは慎重でストイックな外観と、世界の有益で有用なものすべてを保護することに専念する優しくて情熱的な心を兼ねそろえます。

彼女らは常に過去の価値(value)を認識しており、過去の遺産と、過去が現在の複雑さをどう構築してきたかに魅了されます。

現在の世界に従って生きることは、現在の世界をもたらした過去を尊重する方法です。

したがって、ISTJは普遍的な原則への理解を現在の世界での人生から最大限の有用性を引き出すことに適用し、懸命に働き、他者を支援し、人生の変化の中における安全な場所を作ることを目指します。

 
このように、ISTJは、原則の反映としての物事のありのままの善を祝福します。

現在の秩序に対する脅威は、時代を超えた原則そのものに対する脅威のように思えます。

彼女らは、自身が大切にしている原則への脅威を常に警戒しています。また、忘れてはならないものや失われる危機にあるものを認識しています。

健全なISTJはすべての変化に対する番人であり、有益な変化を慎重に受け入れつつ、現在の文化の良いところを守り、貴重な真実と記憶が失われないようにします。

 
ISTJは、自身が保護する物事を楽しむことの価値を知っているので、彼女らは非常に甘く、ときに愚かで、無謀にかわいらくなることさえありえます。

しかし、必要に応じて立ち上がり、自身の世界、文化、自身の生き方を守る準備ができています。

まとめ

IJ

・あらゆる物事の原因と結果(因果関係)をシュミレートする
・あらゆる物事の背後にある根源的な原因(原則)を探求する

J

・人生を、乗り越えることができる課題の連続と捉える
・ステップを計画し、それを完遂することを愛する

S

・経験、五感
・経験に基づいて具体的に思考する
・物事の既存の良さの保護、維持
・物事は、それぞれ独自であり個別に評価できると考える

T

・有用性、活用、効率性、能力、最大化、利点、有益性
・物事の各部分へのフォーカス
・物事の各ステップへのフォーカス

ST

・実践、実用
・既存の有用性
・最も有益、有用な方法で物事を体験する
・過去の経験に学び、過去を尊重する

ISTJ

・世界の既存の良さを守る
・世界の有用な点を尊重し例証する
・過去が現在の複雑さをどのように構築してきたかに魅了される
・原則を物事に用い、懸命に働き、他者を支援する
・有益な変化を慎重に受け入れつつ、貴重な真実と記憶が失われないようにする