IPタイプ:専門性・弱点

IPの性質

領域①:理論上(想像上)の個人
領域②:特定の状況、対象

フォーカス:物事の詳細


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知覚判断
詳細()観察()行動()原則()
Fi/TiSe/NeSi/NiFe/Te

各IPタイプの専門性

各IPの専門性に関する記述を見ていきましょう。

IxxP

・人生の各状況や対象詳細を調べること

INFP

対象(IP) × 潜在的意義(NF)

・広く意義を探求し、疑問を呈し、他者に理解の光を当てる

・人生の各状況や対象の詳細を調べる

・心、魂、精神に関する啓発的な疑問をより深く掘り下げる

・秘められた意義の発見

INFPはあらゆる物事の意義を深く理解することを重視しており、16タイプ中で最も哲学的です。

また、発見した新たな意義の恩恵を他者にも与えます。

INTP

対象(IP) × 潜在的有用性(NT)

・あらゆる状況から新たな有用性を引き出すために、人生の詳細にズームインして分析する

・人生の各状況や対象に熱中する(eat up)

・「可能性の新しいフロンティア」を探る疑問を、より深く掘り下げる

・隠れた詳細から新しい有用性を発見する

INTPはあらゆる物事から未だ見ぬ有用性を発見することを重視しており、また、IPとNTの性質の組み合わせにより16タイプ中で最もズームイン視点を持ちます。

ISFP

対象(IP) × 既存の意義(SF)

・物事の重要性を探求し、収集し、大切にし、美しく理解する

・それぞれの状況がどのような新しい意義を生み出すかを理解する

・自身の世界のあらゆる部分を大切にし、守り、楽しむ

・どんな状況、驚き、個人的な冒険にも真に浸ることができる

ISFPはそれぞれの物事が既に持っている重要性、意義を理解し、守ることを重視します。

SFタイプとして現在の瞬間を重視するため、経験に没入し、その経験が自身にもたらす意義を理解することができます。

ISTP

対象(IP) × 既存の有用性(ST)

・人生の各状況や対象の詳細を活用する

・自身にとって重要なことすべてにフォーカスし、目標を達成する

・様々な有用なスキルを備え、あらゆる状況を最大限に活用できるようにする

・卓越したズームイン視点によって物事をマスターする

ISTPは自分自身を使って世界を体験することを好む。

一方ESTPは、世界や他者を利用して、「自分自身」という刺激的なものを体験することを好む。

ISTPはあらゆる状況や対象を最大限に活用することを目標としています。何かの物事や経験を最大限に活用するために、自分自身を有用にします。

それは、特定の専門分野をマスターしたり、色々な知識や技術を備えたりすることを意味します。

まとめ

INxPは、Nタイプとして概念を重視しており、対象をより深く理解しようとします。また、新しい意義や有用性の発見を重視します。

ISxPは、Sタイプとして経験、五感で感じられることを重視しており、対象の詳細と経験との関連を重視します。ISFPは経験が自身にとってどのような意義を持つかを重視し、ISTPは効果的に物事を経験することを重視します。

IPの弱点

IPの第4ステップは「②原則と傾向」であり、弱点である。

様々な状況や対象詳細にフォーカスすると、ズームアウトしてあらゆる種類の状況に例外なく適用される普遍的なルールを見つけることは、想像を絶することのように思えるかもしれない。

原則を見つけようとする際、多くの状況には実際に当てはまらない単純な「一般論」しか導けない可能性が高い。

IPの主要な認知は「①データと詳細」であり、彼女らの精神は情報の幅よりも深さにフォーカスしている。

彼女らは、情報の詳細な特定的適用にフォーカスし、主に内向的に世界を探索する。よって、その情報がどのように世界全体に適用されるかを理解することに苦慮する。

IPは最もズームイン視点を持ち、詳細にフォーカスするため、世界全体に対する理解が苦手です。

彼女らは通常、世界全体のルールや人類全体に共通する性質よりも、様々な物事や各個人が持つ特有の性質に関心を持ちます。

INFP

第4認知:「②原則」 × Te
恐れ:「②原則」 × NT

INFPの第4ステップは「②原則」であるため、世界全体に対する理解が欠けていることを恐れる。

具体的には、自身の普遍的な原則への理解が概念的に欠陥を持ち(N)、したがって実際には有用でない(T)ことを心配する。

世界が普遍的な規模で一貫して機能する方法に対する理解が、単純で陳腐であり、有用な方法で用いる(T)には漠然としすぎているのではないかと恐れる。

INFPは、世界に何らかの影響を与えたいという目標を持っているにも関わらず、政府や政治の巨大さや世界の広大さを考えると、自身の目標を達成することは決してできないという不安を持つ。

つまり、自身の「世界全体に対する理解」が十分に役には立たないという恐怖である。

 
INFPは「世界を把握できない(Out of touch)」という恐れを持つことが多い。

INTP

第4認知:「②原則」 × Fe
恐れ:「②原則」 × NF

INTPの第4ステップは「②原則」であるため、世界全体に対する理解が欠けていることを恐れる。

具体的には、自身の普遍的な原則への理解が、概念レベル(N)で意義のある洞察(F)を欠くことを心配する。

世界はあまりにも複雑で、曖昧なほどに巨大で、多様すぎて、包括的な方法で意義(F)を理解することができないのではないかと恐れる。

ISFP

第4認知:「②原則」 × Te
恐れ:「②原則」 × ST

ISFPの第4ステップは「②原則」であるため、世界の幅広い複雑性に対する自身の理解が信頼できないのなのではないかと恐れる。

具体的には、普遍的な原則…つまり人生がどのように一貫して機能するかについての法則に対する理解が、経験的方法(S)において信頼できず、役に立たない(T)のではないかと心配する。

ISFPは、人生の不変の傾向に対する自身の理解があまりにも不安定すぎて役に立たない(T)のではないかと心配する。

ISTP

第4認知:「②原則」 × Fe
恐れ:「②原則」 × SF

ISTPの第4ステップは「②原則」であるため、世界全体の傾向に対する理解が欠けていることを懸念する。

具体的には、普遍的な原則への理解に、経験的方法(S)における意義のある洞察(F)が欠けていることを心配する。

ISTPは、世界が実際にどのように機能するかについての理解が、あまりにも冷淡でありふれたもの(F)であることを恐れる。