NFタイプ:直観+感情
Nタイプ(直観タイプ)は、世界を相互接続された概念のウェブと見なします。
Fタイプ(感情タイプ)は、物事の本質的な意義と重要性にフォーカスします。
よってNFタイプ(直観+感情タイプ)は、それぞれの意義が他のすべての意義とどのように関連しているかにフォーカスします。
あらゆるものの重要性と尊さは、全ての物事の重要性に影響を与えます。
あるものの意義の喪失は、関連するものの重要性に悪影響を及ぼし、波及効果によって更に悪影響は拡大します。
同様に、何かがその本質的な価値(intrinsic worth)のために尊重され評価されるとき、それに関連する全てのものは大切なものになります。
NFはこれらの関係に従って思考し、関心のあるものすべての意義を完全にを理解しようとします。
彼女らは、物事がどうなるかという未来に目を向け、自身が気にかける物事がこれまで以上に意義のあるものになるのを助けたいと思っています。- 例えそれらの物事を変えることになるとしても -
健全なNFは、自身が大切にするもの・理想・人々を変えることを恐れません。変えることによって、それらが成長し、尊厳、価値、喜びを得ることができるように支援します。
本質的な意義(F)と概念(N)はどちらも時代を超越したものであり、NFは物事を「広く無限の全体としての全時間的コンテキスト」の中のものとして考える傾向があります。
「コンテキスト(関連情報)」は、すべてのNFにとって重要な言葉です。
彼女らが「①詳細」「②原則」「③行動」「④人々」の何れを最も気にかけているかに関わらず、彼女らは、ある1つの物事が「他のすべての物事の全体像」にどのように適合するのかという観点、壮大な全体の中における「ある物事のコンテキスト(関連情報)」が「その物事の重要な価値」をどのように定義するのかという観点から思考します。
この時代を超越した態度により、NFはすべてをjustice and mercy(正義と慈悲)の観点から考えるようになります。
正義、公正、正当、妥当
慈悲、慈愛、深い心
「この行動や考えに正義はあるの? 相応の評価に値するものなの? 不当だけど人々のニーズや価値観に応じた慈悲深いものなの? それとも、正義も慈悲もないものなの?」
多くの場合、NFはこれらの観点から物事の道徳的善悪(right and wrong)を考えます。
正義(正当性)と慈悲深さは善であり、人々のニーズと価値観に応じてそれぞれ適切な場所に在ります(適切なものとなります)。
不正義(不当性)と冷酷さは悪であり、それは暴走する正義や慈悲の誤適用であることがよくあります。
4タイプの比較
①タイプの文字
②二重二分法
③目標
④道徳的善悪
NF | NT | SF | ST |
概念 × 意義 |
概念 × 有用性 |
経験 × 意義 |
経験 × 有用性 |
- 啓発 - 潜在的意義の発現 |
- 予測 - 潜在的有用性の発現 |
- 喜び - 既存の意義の保護 |
- 実用 - 既存の有用性の保護 |
正義と慈悲 | 論理的真偽 | 喜びと痛み | 方法的正誤 |
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