SFタイプ:感覚+感情

Sタイプ(感覚タイプ)は人生を、各パズルピースが一連となったものとして見ます。

Fタイプ(感情タイプ)は物事の本質的な意義と重要性にフォーカスします。

よってSFタイプは最も関心を持つパズルピースの意義にフォーカスします。

 
SFは、自身が関心を持つ物事のありのままを理解し、自身、愛する人、世界に大きな喜びをもたらそうとします。

 
SFは、自身にとって大切なものの意義、重要さ、価値を保護(protect)し、真の幸福を創造し維持することを目標とします。

あるSFは人々の意義を守ることに関心を持ち、また他のSFはすでに理解している世界の重要性を擁護(stand up for)しようと努めます。

いずれにせよ、SFは、誰もが物事のありのままの意義体験できるようにしたいと考えています。- 意義が失われる前に -

 
SFは経験における意義と重要性にフォーカスし、現在を重視します。

彼女らは現在において関心を持っている物事から、喜び(joy)と価値(value)を引き出します。

経験の完全な意義を理解できるのは、実際にそれを経験している間です。よってSFは、現在の各瞬間から可能な限り多くを引き出すよう努めます。

その後、その意義を「大切な思い出のコレクション」として持ち運びます。それは、新しい日々の各瞬間の意義を理解するのに役立ちます。

 
したがって、健全なSFは単に今を生きているだけではありません。

彼女らは新しい日々を「愛すること、称賛すること、より充実して生きること」を学ぶ機会と捉え、現在を最大限に活用します。

 
SFは現在の経験から得られる喜び(joy)にフォーカスしているため、人、行動、すべてをpleasure and pain(喜びと苦痛)(快と不快)の観点から考えます。

 
「この考えや計画は人々良い気分にするの? 悪い気分にするの?」

 
 
悪い経験をもたらすものは、現在の瞬間の意義を妨げます。

本当の喜び(joy)をもたらすものは、誰もが現在の瞬間でより大きな意義を見つけるのに役立ちます。

 
SFは上記の観点から、物事の道徳的善悪(right and wrong)を考えます。

喜び、楽しい時間、深い幸福は、良いこと、善です。

悪いこと、間違ったことは、苦痛、不和、悲惨さにつながります。

 
SFは、真の幸福の創造と保護に優れます。

真の幸福は、他のすべての追求を促し、可能にします。

注釈

STは、既に存在しているものを用いて、利益(利点)・効用を発生させることを望みます。

NTやNFは、物事の可能性を解き放ち、更なる何かをもたらすことを望みます。

これらに対するSFの特徴は、利益や更なる何かを目的とせず、物事のありのまま・存在そのものの価値を守ることを望んでいるところだと思います。

4タイプの比較

①タイプの文字
②二重二分法
③目標
④道徳的善悪

NF NT SF ST
概念
×
意義
概念
×
有用性
経験
×
意義
経験
×
有用性
- 啓発 -
潜在的意義の発現
- 予測 -
潜在的有用性の発現
- 喜び -
既存の意義の保護
- 実用 -
既存の有用性の保護
正義と慈悲 論理的真偽 喜びと痛み 方法的正誤